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カメラが編集ソフトに合わせるという動き

先日のエントリーで触れたビクターのGY-HM100は、AppleのFinal Cut Proで直接扱える形で収録できることが大きな特徴ですが、これは注目すべきだと思います。

これまでは新しい記録方式のカメラが現れるたびにFinal Cut ProやEDIUSなど編集ソフト側がそれらに対応してきましたが、GY-HM100はその逆をやったことになります。

この流れが進めば、今度は「CanopusHQコーデックで記録するカメラ」なんてのが登場することもあるかもしれません。PC用にはCanopusHQのリアルタイムハードウェアエンコーダがすでにあるので、技術的には可能だと思われます。

謎のProHDカムコーダはQuickTimeカメラだった

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こちらのページでもレポートされている、日本ビクターのカムコーダが「GY-HM100」として正式発表されました。

InterBEE 2008の展示では記録方式などは一切案内されておらず、謎のカメラとして来場者の目を引いていましたが、今回の発表によればQuickTime形式(コーデックとしてはMPEG-2)で撮影できるそうです。

ソニーのXDCAM EXとパナソニックのAVCHDの隙間を狙った製品といえそうです。

また、大きさなどを考えると、これまでほとんど競合機がなかった(ゆえにいまだに現行機種である)ソニーのHVR-A1Jにガチで勝負を挑むことになりそうです。

Inter BEE 2008〜InterBEEでも「ジャパンパッシング」?

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今年も幕張メッセではInterBEE 2008(国際放送機器展)が行われました。

主催者側の発表によると、来場者数は過去最高だったそうです。

しかし、その内訳を見ると、国内からの来場者数は増えているものの、外国からの入場者数は前年を大幅に下回っています。

 2007年2008年前年比
国内34,69435,118424
国外943597-346
合計35,63735,71578

放送機器業界においても、日本のプレゼンスが低下し、「ジャパンパッシング(日本飛ばし)」が進んでいるのでしょうか。

泥棒テロッパ開発中

BSデジタル放送の一部の番組で流れる、著作権に関する注意を促す字幕、通称「泥棒テロップ」をPCで簡単に再現するデスクトップアクセサリを開発中です。

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これはそのベータ版の画面です。

文言やフォント、スクロール速度などの自由に調整できるようにする予定です。

完成したら、ここや放送センターでも配布予定です。

【追記】こちらで配布しています。

CEATEC JAPAN 2008

2008年9月30日~10月4日に幕張メッセで開催された展示会の様子です。

村田製作所ブース 自転車型ロボット ムラタセイサク君 と一輪車型ロボット ムラタセイコちゃん のショーの様子です。ムラタセイコちゃんはこの日が一般への初のお披露目でした。

Inter BEE 2007

今年もInter BEE(国際放送機器展)の季節になりました。

もはやHDは当たり前、といったところで、いかに撮影から編集、送出、アーカイブにいたるワークフローを効率化するかということが大きなテーマとなってきているようでした。

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CEATEC JAPAN 2007

2007年10月2~6日に幕張メッセで開催された展示会の様子です。

村田製作所ブース 自転車型ロボット ムラタセイサク君 のショーの様子です。初日ということでまだ調子が上がっていなかったのか、ときどきバランスを崩していました。